比叡山で修行を積んだ僧でもある弁慶が、悪霊を退散させるために数珠をもみながら呪文を唱えると、海の上に次々と五大明王が出現します。舞台上ではそれぞれの明王を肉眼で観ることができませんが、この三井寺所蔵の五大明王像で、舞台上に浮かんでいるはずの五大明王のお姿を想像してみてください。
源義経の命を狙い攻撃してくる平知盛の幽霊は、最後には中央に描かれた大聖不動明王の左手に持たれた索(ロープ)で捉えられ、その霊力を失い波間に消えていきます。
比叡山で修行を積んだ僧でもある弁慶が、悪霊を退散させるために数珠をもみながら呪文を唱えると、海の上に次々と五大明王が出現します。舞台上ではそれぞれの明王を肉眼で観ることができませんが、この三井寺所蔵の五大明王像で、舞台上に浮かんでいるはずの五大明王のお姿を想像してみてください。
源義経の命を狙い攻撃してくる平知盛の幽霊は、最後には中央に描かれた大聖不動明王の左手に持たれた索(ロープ)で捉えられ、その霊力を失い波間に消えていきます。